MACアドレスエントリ

MACアドレスエントリは、スイッチ内部にクライアントのMACアドレス情報を登録し、登録されたMACアドレス情報を元に通信の許可・禁止を判定します。登録できるMACアドレス数は、ポート毎に最大2つです。MACアドレスの登録作業を容易にするため、最初にデータ通信を開始したクライアントと、2番目にデータ通信を開始したクライアントを自動的に登録することも可能です。RADIUSサーバの管理は避けたいが、クライアントに対する通信の許可・禁止は管理したいという場合に、ネットワークエッジ(末端)へ接続できるクライアントを制限することができます。

MACアドレスエントリによる通信制御イメージ(不正アクセスの遮断動作)

MACアドレスエントリによる通信制御イメージ

  1. 端末(ネットワーク機器)がデータ送信を開始(端末接続ポートは、通信を遮断した状態)
  2. ST13116Mが端末からのデータを受信し、その送信元MACアドレスがポートに登録されているかどうかを確認
  3. 認証が失敗したので、端末接続ポートは、開かれることなく遮断状態

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